
【キャンプでガスボンベ・ガス缶が爆発する原因!】に書いてあること
キャンプでよく使うガスボンベ。
これ、何気に使っていますがけっこう危険です。
たまたま事故になっていないだけで、いつ爆発してもおかしくないような危険な使い方をしている人は多いのではないでしょうか。
えっ、この使い方も危ないの?言われてみれば、その使い方危険!
【キャンプでガスボンベが爆発する原因!】の記事には、ガスボンベボの危険な使い方について紹介していきます。
ガス缶の種類
まず、キャンプで一般的によく使うガスボンベは2種類です。
簡単に説明すると、CB缶とOD缶というものがあります。
CB缶とは、家庭用カセットコンロで使用する細長い円筒形のガス缶です。特徴としては、比較的安くてどこにでも売っています。しかし、寒冷地や高地で使用するのには適していません。
OD缶とは、丸っこい形のアウトドアのために作られたガス缶です。特徴としては、比較的高くてどこにでも売っているわけではありません。しかし、寒冷地や高地でも火力が安定してます。
ガスボンベが爆発する危険な使い方
ガスボンベが爆発する可能性がある危険な使い方を紹介していきます。
えっ、この使い方も危険なの?という、あまり知られていない意外な使い方のものもあります。
1つ目は、シングルバーナーで炭の火起こしをする使い方です。炭が熱くなると大量の輻射熱が発生し、ガスボンベが熱くなり危険な状態になります。
2つ目は、ガスボンベを高温になる付近に置くことです。夏の炎天下では、直射日光が当たる車内やストーブや焚き火の近くは非常に高温になり爆発する可能性があります。
3つ目は、ガス缶を再充填する使い方です。ガスを移す行為はガス漏れや引火して爆発する原因となるので各メーカーが禁止しています。
4つ目は、ガスボンベ2個並べてその上に大きな鉄板を置く使い方です。ガス缶を使用したそれぞれのコンロから出る熱や輻射熱でガスボンベが熱くなり破裂する可能性が高くなります。
5つ目は、シングルバーナーの火が風で消えないようにするためにスクリーンパネル(風防板)を使用する使い方です。シングルバーナーのガス缶とスクリーンパネル(風防板)の隙間がないとガスボンベが熱くなり破裂する可能性があります。
最後に補足になりますが、ガスボンベの爆発以外での引火の危険性が高い使い方を紹介します。焚き火やガスコンロなどの近くで、可燃性ガスが含まれている虫除けスプレーや消臭スプレーを使用する行為は非常に危険です。キャンプでは、虫除けスプレーはよく使うと思いますが火気厳禁ですので使用場所は注意するようにしましょう。
シングルバーナーとスクリーンパネルの併用、焚き火の近くで虫除けスプレーを使用する行為は言われてみれば危ないと分かりますが、ついうっかりとやってしまう行為ですので注意が必要です。
ガスボンベの爆発を防ぐ方法
ガスボンベの爆発を防ぐ方法としては、ガス缶が熱くならないようにすることです。
ガス缶が熱くなってしまう行為は、前述した使い方をしてしまった場合です。
鍋や鉄板やスクリーンパネル(風防板)を使用するときは、ガスボンベとの距離をあけて熱がこもらないようにしましょう。
ガス缶を使う安全なキャンプ器具5選
アイリスオーヤマ カセットコンロ 圧力感知安全装置付き
熱が逃げにくい内炎式バーナーを採用しているから、少ないガスでもすぐに温まる省エネ設計。
約1時間11分の連続燃焼が可能です。
また、ガスボンベが熱くなりすぎると自動的にボンベが外れて火が消える圧力感知安全装置が付いています。
Iwatani イワタニ カセットフー タフまる ブラック
カセットボンベのガスを最まで使い切るヒートパネル搭載。
カセットボンベが過熱により危険な状態になった場合、自動的にカセットボンベが外れてガスの供給が止まり火が消える圧力感知装置付き。
LVYUAN(リョクエン)カセットガスストーブ
使用している場所の酸素濃度が低くなると自動的にガスを遮断。
風で炎が消えてしまった場合にガスを遮断してガス漏れを防止。
ガスボンベが過熱されると自動的にボンベを取り外してヒーターを消化。
Dr.HOWS TWINKLE MINI STOVE トゥインクルミニストーブ カセットコンロ ミニ 収納ケース付
シンプルなデザインとコンパクト収納。
一体型の天板で全体が外れるストーブ。
ボンベが過熱されると自動的に火が消える圧力感知安ぜん装置付き。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー グリル
圧力感知安全装置搭載で室内で使用可能。
水を張ったトレーがアクや油を受けて片付け簡単。
ボンベの取り付け・取り外しが簡単なマグネット着脱式。
上記で紹介した商品の他にも、まだまだたくさんの【ガス缶を使う安全なキャンプ器具】があります。
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まとめ
ガスボンベは危険だから使わないというキャンパーさんもいます。
しかし、ガス缶を使う便利なキャンプギアはたくさんあります。
ガスボンベは、正しい使い方の知識さえあれば危険ではないので、ぜひこの記事を読んで炭とガスを使い分けてキャンプの幅を広げましょう。